千歳烏山駅 駅前広場都市計画案の説明会がつい先月(2012年4月)開催されました。参加された方もいらっしゃると思いますが、パンフレットが公開されていたので紹介したいと思います。
■千歳烏山駅 駅前広場都市計画案
この計画、京王線連続立体交差事業にあわせて計画されているのですが、内容について私はあまり賛成しかねる部分があります。
その前に、そもそも京王線連続立体交差事業が必要か、という点についても私は必要性について疑問があります。
京王線連続立体交差事業というのは、現在調布付近で行われている地下化とは別に、笹塚駅~つつじヶ丘駅間で計画されている高架化、地下化事業のことです。
私の知っているのは、京王線の高架化を行い、その後必要があれば、もうひとつ複線を地下に作り、新宿から調布をノンストップで繋ごうというものです。
なぜ京王線を高架化するのか、ということですが、目的としては、開かずの踏切の解消、街の分断を防ぐ、というのが目的だと思われます。
大昔に都市計画に組み込まれたものを引きずっていると思われ、現在まで実現せずに引き伸ばされてきたのですがようやく都市計画などが計画されるようになりました。
しかし、開かずの踏切解消については、京王線を高架化してまで実現する必要があるものなのか、というのは私は疑問を持っています。
朝のラッシュ時に踏切が1時間のうち50分以上開かない問題がありますが、笹塚~つつじヶ丘間には高架化、地下化されている箇所がいくつかあり、必要ならそこを通ればいいのではないかと思っています。
具体的には環七、八幡山駅下を通っている道路、環八、仙川駅近辺の道路です。
高架化するのに何千億円かかるのか分かりませんがそんなお金を税金で負担するのはいかがなものか、というのが私の思いです。
で、千歳烏山駅前広場の都市計画ですが、現在のたちばな、スーパーシミズヤのあたりが駅前広場になるようです。
そこにバス停留所などを持ってこようということだと思います。
今は駅周辺にクルマがあまり入ってこないようになっていますが、これが実現するとクルマが沢山駅前に入ってくる事になります。
そして、その駅前広場と接続する補助線街路第216号線というのが南北に走る計画となっています。
現在住居やお店が入っている所は立ち退きという形になるでしょう。そして西側には217号線という道路も計画されています。
ますますクルマ重視を想定しているこの計画、時代に逆行していると思いますが、いかがでしょうか。
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