当ブログで以前よりお伝えしてきた、「千歳烏山駅周辺地区地区計画・地区街づくり」について。
最近ウォッチをさぼっていましたが、久しぶりに今日状況を確認しました。うーん、イマイチな感じ。
この事業は、世田谷区役所が港区の都市開発プラニング会社の「株式会社タカハ都市科学研究所」に丸投げな感じなのですが、その会社の成果物が微妙です。
■2016-008 千歳烏山駅周辺地区地区計画・地区街づくり計画作成等業務委託 烏山総合支所街づくり課 8年5月20日 PDF42KB 株式会社タカハ都市科学研究所
まず、平成26年に同じく「株式会社タカハ都市科学研究所」が「千歳烏山駅周辺地区街づくり構想」を策定したのですが、これが千歳烏山の街づくり構想なのか?と思うレベル。
千歳烏山にとっての街づくりとは思えない程抽象化されており、千歳烏山という文字がないとどの街なのかさっぱり分からない。
恐らく、他の街づくり構想資料をコピペしてちょっと手を加えたレベル。
平成26年の構想の後、今回の「千歳烏山駅周辺地区地区計画・地区街づくり計画」が平成28年から始まったのですが、同じ「株式会社タカハ都市科学研究所」が落札。
構想がこの体たらくなので、おそらく現在進行中の計画もあまり期待できないと思われます。
今年平成30年の2月に「地区計画・地区街づくり計画(たたき台)意見交換会」が行われたのですが、その際の資料がコチラ。
■当日説明資料 (地区計画・地区街づくり計画(たたき台)意見交換会)
細部は書いていますが、木を見て森を見ずの通り、どういう街になるのかの説明が無いのです。
千歳烏山が今後どのような姿に変わるのかが全く分からず。
都市開発プラニング会社ってこんな仕事なんですかね。
この会社を使っている区役所担当者も、この会社をコントロールできていないようですし、先行きは暗そうです。今年度(平成30年度)までの契約なので、今年度末に何やら調査報告書を出す計画となっていますが、どうやることやら。
千歳烏山の街づくりは世田谷区の下記のページに記載されていますので、定期的にウォッチされることをおすすめします。
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