京王線(笹塚駅~仙川駅間) 連続立体交差事業がいつ完成するのか予想してみる

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先週末2018年3月17日に、小田急線の複々線化が遂に完成したということで、色々なニュースで取り上げられていましたね。
特に多摩センターは今まで京王線有利な場所だったのが、今回の複々線化に伴うダイヤ改正で一気に小田急が反撃の狼煙をあげたということで京王線も気が気でない状況。

そんな京王線ですが、まさに京王線は代田橋~仙川間で高架化を進めようとしていていることは周知の通り。
今日はそんな京王線高架化(連続立体交差事業)がいつ完成するのか、予想してみようと思います。

結論をまず書くと、個人的な観測では、完成は2035年と予想。

過去の鉄道会社の高架化事例を見てみると
・小田急線(喜多見~和泉多摩川間):
1989年7月 工事着手
1995年3月 立体化完成

・小田急線(世田谷代田~喜多見間):
1994年12月 工事着手
2002年12月 立体化完成

・JR中央線(三鷹~立川間):
1999年 工事着手
2010年 立体化完成

ということで、だいたい着工から10年くらいの期間が必要になります。

京王線高架化工事はまだ用地買収中で着手までは行っていないと思われるため、着手を2025年前後と想定。
そこから10年の工事期間を見越して完成が2035年と予想します。

京王線高架化工事については、まだ用地買収が全てできていないので、この用地買収が遅れると、完成もその分遠のくと思います。
こういう事業をするときは、9割方の地権者は何だかんだ言って立ち退きますが、残りの1割程度の人は最後の最後まで色々ゴネにゴネまくって立ち退きが遅れる、というのは今までの経験上かなりの確率であり得る話です。
ネットでは「プロ市民」と揶揄される人たちですが、単に立ち退き料の値上げを引き出したい人が多いと見ます。
また、用地買収対象でなくとも、近隣住民が「騒音が~」、「日当たりが~」、など言い出すのもこういう事業ではよく見かける光景です。
そうなると下手すりゃ裁判沙汰になりますから、さらに5年、10年単位で遅れてきます。

そのため、工事着手が予定通り進むかどうかは、京王線の交渉係の人の交渉術&地権者・近隣住民の抵抗度に最後は依存すると思われます。
杉並区民、世田谷区民、過去の経験上、強者揃いですよ。。。
そこを乗り越え、工事が始まってしまえば完了時期は恐らくあまりブレないと思っています。(約10年程度)

京王線の立体事業の概要

また、京王線の立体化は踏切解消がメインであって、京王線の混雑解消には大きく寄与しないのが残念なところ。
明大前、千歳烏山は駅が4面になり各停電車の退避ができるようになるので、ちょっとはマシになるとは思います。


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